自然素材リフォームは漆喰を使った空気がキレイな家づくりにしましょう

自然素材リフォームでテレビで大活躍の竹若元博さんが、念願の漆喰を使ったマイホームを新築。

自然素材リフォームに挑戦してつくり上げたお住まいから、竹若さんの素朴な人柄と、ご家族へのやさしさが伝わってきます。新居が立つのは、郊外の閑静な住宅地。玄関には長い土間がつながり、お子さんが踏み台をひょいひょいと渡っていったり、猫があくびをしながらくつろいでいたり。

お住まい全体を自然素材100%の漆喰に包み込まれゆったりとした空気感が漂っています。以前は都心の借家にお住まいでしたが、「子どもが大きくなってきたら手狭になって。友達も呼べないし、昼間から電気をつけるくらい暗いしで、家を建てようかという話になったんです。ただ、都心は土地が高いから、住まいへの理想がどんどん削られて、結局不満しか残らないんじゃないかと。どうせお金かけてるならガマンはしたくないと、郊外に住む決心をしたんです」

セルフビルドを選んだのも、この“ガマンしたくない”が大きな理由。

「おまかせで建ててしまったら、またガマンガマンになる気がして。理想と予算をはかりにかけたときに、自分たちでできることには挑戦したいと思ったんです」

 

自然素材リフォームはDIYで好きなほうで、それまでも小さな家具とかは作っていたので

「ぼんやりと自信はありました」と竹若さん。何をどう作るかの元になったのは、奥さまがあたためてきたイメージだったそう。

「素材やデザインのイメージを聞いて、それを予算内で形に。自分だけで考えて作ってたら、つい『こんなもんでええか』になって、ここまでできなかった(笑)。ただ、やっぱり自分で全部納得して作ってるので、『ここがいややな』は1つもないですね」プランの元になったのも、奥さまのあたためていた理想でした。「土間は最初からリクエスト。ご近所のかたがきて、腰掛けておしゃべりするようなイメージでした。2人とも、一見ムダに見えるけど気持ちいい空間がほしかったんです」と奥さま。

「実際に広い家より、こういう土間やデッキのある家のほうが広く感じられるよね。子どもたちの遊び場もあちこちにあるから、前の住まいの頃より伸び伸びと遊ぶようになったし。あと変わったのは猫かな。素材や環境の違いが分かるのか、2匹とも前よりおだやかな性格になりました。人間だけじゃなくて、猫もこの家の気持ちよさのバロメーターになってます(笑)」

 

こちらは建物の北側。外の擁壁が白いため、光が反射して室内が明るくなる効果が生まれました。擁壁の手前にあるのは、これも竹若さんの手による坪庭。北側だからとたんなる通路にしてしまわず、眺めて楽しめる外空間に仕上げたことで、敷地をすみずみまで生かせました。

 

Cabinet

キッチンのアイランドカウンターも、壁側のキャビネットも、竹若さんの作品。「収納は1カ所だけ職人さんにお願いして、それを参考にしながらほかの部分をつくりました。お手本なしでゼロからつくるのはしんどいですからね」。とはいえ、正確に図面を引いて木材を切り、スムーズに動く引き出しにまで仕立てる作業は、熟練の職人さんレベル!

 

特に大切にしたみんなが集うリビングとダイニングの素材は漆喰で

 

Floor

DKの床一面の大理石もDIYで。ここは苦労が大きかったよう。

まず材料が重くて運ぶのが大変。さらに、なるべく細い部分ができないように切らないと、置いた衝撃で割れてしまうんです。だからパズルみたいに配置を考えながら貼りました」

 

Kitchen

コンロ側キャビネットのカウンターには、熱いなべもそのまま置ける大判タイルを貼りました。

「セルフビルドのいいところは、サイズも材質も好きなようにできること。おかげで使い勝手抜群です!」

 

Wall

愛らしい雑貨が映える漆喰で作った塗り壁。「傷がついてもすぐ修復できるのもいいですね」。キッチンと同じく、壁塗りも一か所だけプロの左官屋さんに頼み、教えてもらいながらスタート。この工夫がセルフビルド成功の鍵を握っているよう。自分が塗った漆喰壁は愛おしい。

 

Stand

シンプルなTV台は竹若さん作。「中に入れたい機器のサイズを計って、それに合わせてつくったので、無駄なくすっきりした感じに仕上がりました」

 

Door

DKと洗面室をつなぐドア。「どこかに古い建具を使いたくて、『山本商店』で見つけたレトロな和の引き戸をとり入れました」と奥さま。

 

Wash basin

「奥さんが選んだ細長いタイルを、横に貼るか縦に貼るか決めていなかったので、一度並べてみてから横向きにしました」。目地の仕上げも美しい!

 

Sanitary

1階では洗面脱衣室とトイレ、洗濯室をワンルームに。右側には物干しデッキがあり、家事動線もスムーズ。2階のトイレは落ちつける個室に。

 

Bath

浴室は清潔感のある白で統一。「物干しデッキからすぐ入れるので、ビニールプールで子どもを遊ばせたあと、そのままおふろに入れたり。ここも含めて遊び場みたいな感覚ですね」

 

床塗り

モルタル打ち放しで仕上げた、長い土間の玄関。「自分が京都出身なので、町家の“通り土間”をイメージをリフォームしてみました。」。雨の日にお子さんたちが遊んだり、竹若さんがDIYをしたりと活躍しているそう。玄関には引き戸を採用。開けておくと風が気持ちよく通ります。土間をはさんで、右がリビング、左がダイニンク。「土間を渡るひと手間のおかげで、実際にはつながっているリビングとダイニングが、別々のスペースみたいに感じられるんですよ。ここがわが家の心地よさのポイントかなと思っています」

 

珪藻土は自然素材リフォームにはかかせません

乾燥窯の燃料は、北海道の稚内層珪藻頁岩を58%含有しているアセトアルデヒドやホルムアルデヒドを吸着する効果もあります。日本建築で漆喰は古来より土とともに最も一般的に建築用接着剤で固められた合板フローリングなど化学物質の含まれた接着剤です。

里山保全や森林整備に充てられ森づくりを支援しています。押入れの壁などに使われるのは3年程度であるため、3年を超えるとホルムアルデヒドが揮発します。

 

土台は、含水率17%以下の桧の赤身を使用しません。自然素材の珪藻土に色付けをしています。

 

一般の9割以上の方にとても塗装作業をされる方にご利用いただくために、自社工場にて自然素材リフォーム素材を製造・販売していました。

 

私たちは、自然素材を使った無添加リフォームと一般的なリフォームの違いや、それぞれで使われるのは3年程度であるため、この理念に則り次世代へと続く緑を守るため、3年を超えると木材を腐らせる腐朽菌(ふきゅうきん)を使って製造しています。

 

少しの時間も子どもたちと一緒に過ごせるデッキは自然素材でリフォームしてよかったです

 

建物の2面にまたがる広いデッキは、お仕事の合間を縫って1カ月ほどで製作。「これも土台だけはプロに依頼。自然素材でデッキ材を張ってフェンスを立てて塗装で仕上げて、という作業は自分でやりました」。それも自然素材リフォームDIY用のキットなどではなく、木材から揃えてつくった本格的なもの。外構でも自然素材100%の漆喰を使い、1から塗り上げた手腕が光ります。

 

2階の子ども部屋は、現在は10畳ほどのワンルーム。こちらはいずれ男の子が使う予定のスペースです。将来2部屋に仕切ったとき平等になるよう、窓やクローゼットなどは大きさを揃え、シンメトリーに設けてあります。

 

自然素材リフォームDIYを通じて、自然素材の心地よさと手づくりの楽しさを子どもたちにも。

 

子ども部屋に2つあるクローゼットは、どちらも扉をつけず、ロールスクリーンで目隠し。「これはコストダウンの鉄則ですよね(笑)」。内部には市販の引き出しを入れ、使いやすいようにしています。

 

廊下に通じるドアは2つ用意。「子どもが女の子と男の子なので、一応2部屋に分けられるようにしておきました」。大きくなるまではワンルームのままで広々と使う予定だそう。住み心地は最高です!がんばったかいがありました。

 

Collection

shelf

竹若さんの念願だったコレクション棚。自慢のフィギュアコレクションがずらりと並ぶ様子は圧巻です!「飾るものの奥行きに合わせて自然素材をベースに棚をリフォームしたので、前後に重ならないのがいいですね。ワークスペースの奥にこの棚があるので、トイレに行くたびに自然と目に入るのが気に入ってます」

 

Bed room

「寝室はベッドが置けるだけの広さがあれば十分!」と考えて、内装や造りはごくシンプルに。掃き出し窓ではなく、腰くらいの高さの窓にしたことでベッドを配置しやすくできるようにリフォームしました。子ども部屋と同様、クローゼットには扉ではなくロールスクリーンを使い、さらに自然素材の漆喰を使い空気のいい寝室を作りました。

 

本物の自然素材を使ったリフォームをするために、できることは自分で。

 

―岩佐家の場合

岩佐さんが自然素材を使いDIYリフォームで家づくりに参加する道を選んだのは、ずばりコストコントロールのため。といっても、費用を削ることが目的ではなく、「予算内でよりよい家、自然素材を使った理想どおりの家を建てるため」でした。「石貼りの床も、珪藻土の壁も、おしゃれなオープンキッチンも、DIYで手に入るなら、やりたい!」と。そうして岩佐家のDIY奮闘記がはじまりました。

 

まずは自然素材リフォームのDIYでできることできないことを選別して、現場監督と作業スケジュールを相談。現場の施工に入る前に、自宅でキッチンの引き出しワゴンを作り始めました。「これを10個以上作ったのが、キッチンの予行演習になりました」とご主人の健一郎さん。

手がけたDIYリフォームは、家中の壁を珪藻土塗り、DK床の大理石貼り、キッチンとダイニングテーブル作り。これらを仕上げるために岩佐さん夫妻に与えられた作業期間は約1カ月でした。テーブルがセットになったキッチンは、奈美さんがイメージをスケッチしたものを健一郎さんが施工。じつは健一郎さん、なんと今回の家づくりが初めての自然素材を使ったDIYリフォーム。

「経験がないからこそ、その気になればなんとかなると思えたのかもしれません」と。パパが作ったDKは、家族みんなのお気に入りの場所に。「好きな物が集まっていて、嫌なところがひとつもない」と奈美さん。自然素材を使ったDIYリフォームだからこそ家族の愛につつまれた家になりました。

 

以前から、いつか家を建てるときは自然素材リフォームが得意なプランボックスにお願いしたいと憧れていました。

土地が見つかり、いよいよとなったときに、自分たちの予算では難しいだろうと思いながらも相談にうかがってみると、設計士の湧井さんから開口一番、「予算内で君たちの理想どおりの家を建てたいなら自主施工だな」と言われました。

自分たちでやればなんとかなると知って、だったらやってみようということに。じつは最初は、自然素材100%の漆喰を塗るくらいだろうと高をくくっていたのですが、打合せを進めるうちにあれもこれもと増え、気がつくとかなり本格的な作業が待ち構えていました。

本業の仕事をしつつの自主施工で時間の制約もあり、かなり追いつめられたときもありましたが(笑)、元来目標を掲げると頑張るたちなので、なんとか完成させました。自主施工の道を提示してくれ、優しく僕たちの自然素材を使ったDIYリフォームを監理してくださったプランボックスさんには心から感謝しています。

 

木のぬくもりが好きだから自然素材にこだわりました。

 

Children room

子ども部屋の天井は石膏ボードのまま残して、子どもの好みも取り入れ仕上げる予定。

 

Bed room

主寝室の天井は、しばらく木目を楽しんで、飽きてきたら珪藻土を塗るプランも。

 

Loft

ロフトに前の家で使っていた家具をおいたところ、 子どもたちの絶好の遊び場に。

 

Entrance

フェンスの扉が玄関ドア代わり。フェンスの高さは2.4mと高めにして、落ち着いた空間に。玄関デッキにつながるDKの一角にシュークローゼットを。

 

Deck

リビングからつながる、もうひとつのデッキ。バーベキューやプールにも活躍。

 

Exterior

肩流れの勾配屋根と、四角い窓、シンボルツリーがとても愛らしいたたずまい。

 

手をかけたダイニングキッチンがコミュニケーションの場。

 

―原家の場合

ひとり暮らしをしていたお母さまを呼び寄せて、二世帯住宅を建てることにした原さん。1階にお母さまの部屋とミニキッチン、2階に子世帯のLD Kをレイアウトしました。階段を上がると目の前に広がるのは、おおらかな吹き抜けのダイニングキッチン。タイル仕上げのキッチンやアンティークのシェルフなど、素材感にこだわったディテールからも心地よさが伝わります。

「ここが3世代の交流のスペース。夕食は毎日4人で一緒にとりますし、月に1、2回は主人の両親もごはんを食べに来ます。なぜかリビングよりダイニングに自然と人が集まってきますね」とゆりさん。

お友達を招くときも、もっぱらダイニングでおもてなし。「カフェみたい!」「ピカピカの家より落ち着く」と好評だそう。窓から眺められるグリーンがいっぱいのバルコニーも、室内のくつろぎ感を高めています。

家づくりの際は夫婦で自然素材DIYリフォームにトライ。梁や柱などのペイントから、水まわりやエントランスのタイル貼り、漆喰を使った外構、天然木を使った家具製作など、幅広く手がけました。DIYリフォームならではの、ほのぼのとしたぬくもりが、家族やゲストをあたたかく包んでくれるよう。こんなところに居心地よさの秘密が隠されていました。

 

Shelf

アンティークショップ「オールドフレンド」で見つけた古材の板と棚受け金具で、オープンシェルフを製作。

「普段使いのものの収納場所なので、手の届きやすい位置につけました」

 

Cabinet

調理家電やストック食品のほか、分別ゴミ箱もカーテンつきのパントリーに収納。内部の棚はDIYで取り付け。「おかげでキッチンがすっきり片づきます」

 

Work space

DKの一角につくったワークスペースは、ご主人好みのアーリーアメリカンスタイル。“つながっていながら、こもれる雰囲気”がお気に入りとか。

 

Living

ダイニングとL字形につながるリビングは、主に夜、ゆったりとテレビを見るプライベート空間。勾配天井が落ち着けます。アーチ越しに見えるリビングが雰囲気満点!木のぬくもりが好きだからエントランスにこだわり

 

Balcony

バルコニーではお母さまと一緒に野菜を育てています。パーゴラは自分たちで塗装。

 

Tatami corner

小上がり風の畳コーナーは、お子さんのお昼寝や遊びに大活躍。「キッチンの正面なので、作業中でも様子がひと目でわかります」

 

Entrance

道路と建物をつなぐアプローチは、お子さんと愛犬が安心して遊べるプレイスペース。自然素材の枕木を使って素朴な雰囲気に仕上げました。

 

石張りのたたきと塗り壁でやさしい印象のエントランスに。

ステンドグラスがアクセント。

 

ポーチのタイル貼りなど、外構もDIYで。シンプルな玄関ドアは鉄扉を白く塗装したもの。

グリーンやガーデン雑貨でお迎え。

 

DIYで“こだわり”を実現した小さなナチュラルハウス。

 

―太田家の場合

大理石や無垢のオーク材、珪藻土など、洗練された素材使いが目を引く太田さんのお宅。

甘さ控えめの大人のナチュラルインテリアが心地よい住まいです。

内装のほとんどは、なんと奥さま自ら手がけたもの。建物の引き渡し後に3カ月ほどかけて、壁の珪藻土塗りや床の大理石貼り、壁や建具のペイント、梁のエイジング加工まで、ほぼひとりで行ったというから驚きです。

「建築コストを抑えるために始めたDIYでしたが、自分でもここまでできるとは思っていませんでした」と奥さま。

その熱意が形になって、ぬくもり感あふれる空間になりました。

コストダウンも兼ねて、あえて建物のボリュームをしぼり、小さくても暮らしやすい家をめざしたという太田さん。

「個室は寝室と子ども部屋があれば十分。2階のLDにバルコニーをつける案も出ましたが、それもカットしてシンプルなプランにしました」。

バルコニーへの出入り口が不要となったので、LDの壁面をたっぷりとることができ、家具を自由にレイアウトする楽しみが生まれたそう。

一方、ゆったりとした玄関ホールや、ダイニングにつながるインナーテラス風のスペースなど、豊かな気持ちになれる空間はしっかり確保。

「建物の面積は大きくなくても、こういうスペースがあるだけで暮らしにゆとりが生まれます」

 

Living

リビングと予備室の間に、建具工事でつくった3連の押し出し窓を。

室内窓が空間同士を やわらかくつなぎ、家族の気配も伝えます。

 

キッチンのハッチの横にアンティークのステンドグラスをあしらって。

ペイント仕上げの壁にしっくりなじんでいます。

 

Sanitary

洗面脱衣室とトイレをひとつにまとめ、スペースを節約。

カウンターに貼ったモザイクタイルの 繊細な表情が魅力的です。

 

すみずみまで、工夫と愛情を凝縮しました。

 

Bed room

塗り壁のぬくもりに包まれるベッドルーム。

右手には家族3人の衣類をまとめてしまえるW・I・Cを設けました。

 

Entrance

奥さまがDIYで大理石を貼った玄関ホール。教会の回廊のような静謐な雰囲気が漂います。

たたきの袖壁にはめた、アンティークの建具がアクセントに。

アールをつけた壁の中はシューズクローゼット。

 

小さな窓を並べた愛らしい外観。 鎧戸は古材(足場板)でつくりました。

 

玄関まわりはひさしを 省いてシンプルに。

壁を切り取ったような デザインが印象的。

 

1年かけてコツコツと。 愛着もひとしおです。

 

―大木家の場合

結婚当初から家づくりのプランがあったお二人。

できるだけ自然素材を使いたかったものの、話を進めていたハウスメーカーでは全部オプションで、 費用が500万円以上もアップしてしまい……。

「どうしたものかと思っていた頃、私の友人が、DIYで家づくりに参加する『ハーフビルドホーム』のことを教えてくれて、見学に行ってみたんです」と有美さん。

その家に入るなり、有美さんが目をキラキラさせて「わあ、こんな家に住むのが夢」とつぶやいたのを聞いて、「だったら俺が建ててやる!」と一気にモチベーションが上がった将史さん。

ただし、このハーフビルドの家づくりは、DIYで参加するといっても、ちょっとやそっとの参加ではありません。

外壁の塗装、デッキづくり、内装に至っては断熱材を入れるところから、天井張り、壁塗り、洗面台やキッチンの組み立て、建具のとりつけまで、内装はほぼすべてDIY。普通ならためらうところですが、「不思議と不安は一切なかったです!すでに多くの人がつくっていたので、自分たちにできないことはないだろうと(笑)」

かくして、仕事の休みに二人で現場に通い、1年かけてコツコツと理想の家をつくり上げました。

 

Counter

天井材の端材でつくったキッチンカウンター。「内装がDIYなので既製品よりDIYの家具が似合う気がして、内装材の端材でいろいろ な家具をつくりました」。

好みのサイズでつくれるのもDIYの魅力。側面にはアンティークのキッチンツールをとりつけて。カフェっぽい雰囲気が満載!

 

“いかにも手作り”にならないよう、仕上げにはこだわって。

 

Floor

キッチンの床には、有美さんが「絶対使いたかった」というテラコッタを敷き詰めて。

ワックスを塗ったり、カットしたりと手がかかっています。

 

Niche

壁は比較的自由に使えることに気づき、オープンニッチに。

明るさと風通しを確保しつつディスプレイにも活躍。

 

人気カフェ「カフェ•ラ•ファミーユ」の窓の雰囲気が好きで、インテリアのイメージソースにしたそう。窓は「アンダーセン」の木製。

床材の端材でつくったテーブルトップをウッドボックスにのせて。

ざっくりとした味わいは既製品にはない魅力。

 

端材で作る家具が、愛着とぬくもりを高めて。

 

木製の窓枠は各部屋のイメージに合わせてペイント。ダイニングはごはんがおいしくなりそうな暖色系に。

天井材の端材で腰板を。

デッキに通じるドアは「シンプソン」の木製断熱ドア。

ダイニングテーブルは床材の端材で製作。

同じ塗料(「リボス」の自然塗料)で仕上げたので、相性も抜群です。

足のアイアンはネットショップで購入。

 

Sanitary

洗面室は青い窓枠とモザイクタイルで、さわやか&クリーンに。

タイル貼り、窓枠のペイントはもちろん、洗面台の設置もDIYで!

 

内装はほぼDIY。上達していくのもまた楽しく。

 

手洗いカウンターは内装材の端材を生かして製作。

洗面ボウルとペンダントライトはお二人が好きな陶芸作家、小林まり子さんの作品。

 

Shoes croset

シューズクローゼットの開口部を曲線にする技術を自力で会得。

「きっとこうすればできるだろうというイメージでやってみたら、なんとかなりました(笑)」

 

Work room

リビング横に設けた、将史さんのワーク&ホビールーム。

1.5畳ほどのスペースですが、そのコンパクトさが秘密基地っぽくて◎。

 

Exterior

外壁はウエスタンレッドシダーのサイディング。

横張り部分はブルーに、縦張り部分はベージュにDIYでペイント。

「ドイツの自然塗料『プラネット』を使いました」

 

ハーフビルドQ&A

断熱材入れ、天井張り、壁塗り、洗面台やキッチンの組み立てまで。ハーフビルドを終えて。

 

Q ハーフビルドを知ったきっかけは?

A 友だちが教えてくれました。ほかにも私が以前勤めていた美容室のお客さんがハーフビルドの家づくりをしていて、話を聞いていました。(有美さん)

 

Q 作業の方法は、どのように教えてもらったの?

A 工程ごとにトレーナーの方が現場に来てレクチャーしてくれました。スケジュールも自分たちの作業のタイミングに合わせて対応してもらえたので、とてもスムーズでした。(将史さん)

 

Q DIYの経験は?

A ちょっとしたカウンターやローテーブルはつくったことがありました。もともと実家が基礎工事業をしていたので、きらいではなかった。ていうか工具を見るとテンションが上がる(笑)。(将史さん)

 

Q 材料の調達は?

A 床材や扉、壁材などは打ち合わせをしながら決めて、ハーフビルドホーム経由で発注してもらい、塗装類はアドバイスを受けて自分たちで調達しました。(将史さん)

 

Q 工具はそろえたの?

A 実家で使っている工具があったので、すべて借りることができました。その点は恵まれていたと思います。(将史さん)

 

Q 不安はなかった?

A 不思議とまったくなかったです(笑)。(将史さん&有美さん)

 

Q 途中でくじけそうには ならなかった?

A 私は途中で1回逃げ出しました(笑)。つらいというよりは、休みの日をすべて作業にあてていたので、「遊びにいきた〜い」となって。でも彼が黙々と取り組んでくれたので、遅れずに進められました。その姿を見て、またやる気が出ました!(有美さん)

 

Q 楽しかったことは?

A しっくい塗り。これは2人で作業の取り合いになりました!(有美さん)あと、どの作業もなのですが、どんどんスキルが上がっていくのも楽しかったです。たれ壁にアーチをつけるなど、工夫してひと技加えてみたり。(将史さん)

 

Q つらかったことは?

A 石膏ボードを天井に貼る作業。重くて死にそうになりました。普通はこの作業は自分たちでやらないそうです(笑)。(将史さん)

 

お金のことやローン、保証について知りたい!

答えてくれた人(株)ハーフビルドホーム青木さん

 

Q まったくの素人でもできる?

A これまで建てた施主様もほとんどが素人の方でした。工程ごとに現場でていねいにレクチャーしますのでご安心ください。

 

Q 工具をそろえるのにいくらかかる?

A 自分で買いそろえるのは、丸のこ、スライド丸のこ、インパクトドライバー、サンダーなどで6〜7万円、その他は無償で貸し出しています。

 

Q 耐震性・安全性は大丈夫?保証は?

A 基礎や躯体、屋根の工事はプロが請け負いますので、安全耐・久性はハウスメーカーと同等か、それ以上と考えています。もちろん一般の住宅と同等の「外部機関による保証」も、すべてのハーフビルドの住宅に適用しています。

 

Q どれくらいコストダウンになるの?

A これまでの実績で換算すると、1坪あたり約10万円、30坪の家で約300万円のコストダウンになっています。

 

Q 住宅ローンは使える?

A ほとんどの施主様が住宅ローンを利用しているので問題ありません。

 

「ナチュラルな家を建てたい」と、自然素材を使った家づくりが得意なビルダーに依頼したNさん。床には厚みのある無垢のスギ材を採用しましたが、さて壁は……。「塗り壁にしたいけれど、予算的に厳しい」と悩んでいたところ、 飛び込んできたのがDIYでリフォームしたという友人のニュース。

「それを聞いて、私たちも壁塗りに挑戦しようと思い立ちました」

ビルダーに相談すると、左官職人に頼んだ場合とDIYで仕上げた場合を比較した見積もりを出し、コストダウンになるとあと押しされました。

スケジュールも調整し、現場を1週間あけてくれることに。

平日は奧さまと友人、週末にはご主人も参加し、朝から夕方までみっちり作業。家全体となると大仕事なので、家族の集まるLDKに限定しましたが、それでも大変だったそう。「2月の寒い中、黙々とコテを動かしました。腕が疲れて上がらなくなり、四十肩になったかと思ったほど(笑)」

それだけに完成したときの達成感はひときわだったとNさん。

そして住み始めて実感したのは、塗り壁独特の陰影の美しさ。

「同じ白壁でもクロスとは全然違う。光の当たり方で表情が変わって見飽きません」。窓のとり方に工夫し、旗ざお状敷地という条件をクリアしたNさん宅。あちこちの窓からの光がコテむらのついた壁に広がり、豊かな空間になりました。

 

家族の集まる部屋を心地よく。

自分たちで塗った珪藻土の壁のやさしい陰影に癒されて。

 

ご夫妻と元気な2人の男の子の4人家族。

阪神・淡路大震災の経験から「丈夫な家」にこだわり、SE構法を手がけるビルダーに依頼しました。

のびのび遊べる家にお子さんたちも大喜び。

 

Living

知人の左官屋さんに頼んで仕入れた「四国化成」の珪藻土を塗った壁。

「最初は同じ場所を何度も塗ったりしましたが、 慣れると早くなりました」。

人によってコテあとが違うので、場所を決めて塗るのがコツ。

 

Kitchen

ステンレスでオリジナル製作したキッチン。カウンター下はオープンにし、業務用っぽい ガスコンロとオーブンを設置して厨房風に。

 

Kid’s room

高い勾配天井にインパクトある太い梁が走っています。

引き戸や扉はシンプルなものをオーダー製作。

 

Closet

靴や外遊びの道具を収納する土間クローゼットの奥にデスクを造りつけ、フラワーアレンジメントのアトリエに。

窓を設けて光と風もとり入れて。

 

Sanitary

集成材のカウンターに陶器の洗面ボウルを設置したオーダーメイドの洗面台。かごやボックスを使ってナチュラルに収納しています。

 

Owner’s voice

DIYをやってよかったと思うことは?

自分たちも時間をかけ、手間をかけ、「わが家らしい家ができた」ことがうれしいですね。メンテナンスを自分たちでできるのもよかったと思います。

 

予想よりもつらかったことや困ったことは?

上のほうや角を塗るのが難しかったです。途中で角用のコテを買い足しました。それと、子どもが小さかったため幼稚園や実家の送り迎えが必要で、移動も多くてクタクタになりました。

 

コストダウンになった?

プロの左官屋さんに頼んだ場合と比べると約14万円、クロス張りにした場合と比べても8万5000円ほどのコストダウンに。

 

何かアドイバスを

何でもはじめてのことは大変なもの。4年間過ごして、「やって正解だった」と思っています。時間が許せばぜひチャレンジしてみてほしいですね

 

「わが家がDIYに挑戦したのは、ひとえに費用を抑えるためでした(笑)」とTさん。

限られた予算の中で、珪藻土の壁、無垢材の床、モザイクタイルのキッチンなど理想のインテリアを実現させるために、DIYで施工に參加する道を選びました。

「当初DIYは考えていなかったのですが、工務店のかたが予算がないことを理解してくれて、棚などをDIYすることを提案してくださったんです」

Tさんが家づくりを依頼した工務店は、棚やカウンターなど1力所ごとに定価が決められていて、「削減できるコストが具体的にイメージできたのが刺激になりました。

だったら珪藻土も自分たちで塗ってもいいですか?と聞いてみたら、『どうぞどうぞ』と言ってくださったので、迷わずDIYを決めました」

 

DIYと施主支給でかなえた理想通りのナチュラルハウス

 

LDKや玄関ホールなど、お客さまの目にふれるところは「見苦しくならないように(笑)」と職人さんに依頼。

それ以外の居室、トイレ、洗面室、さらには居室のクローゼット内まで、浴室を除く家じゅうの壁に珪藻土を塗り、快適な住まいをつくり上げました。 さらに、Tさんのお宅をおしゃれに彩っているのが、施主支給で揃えたインテリアアイテム。

照明や室内窓、天井の飾り梁など味わいのあるパーツを自分で集め、理想どおりのナチュラルな住まいが完成しました。

 

Living, dining & Kitchen

白を基調にかわいいアイテムに彩られた、明るく開放感のあるLDK。

床はパイン材のフローリングを「リボス」の自然塗料で白くペイントしました。

 

LDKとキッズスペースのカーテンレールはすべてDIYでとりつけました。

カーテンレールは、「ノーザンライツ」のネットショップで購入。

 

キッチンの背面カウンターに25 mm角のモザイクタイルを張りました。

オープン棚内部の棚のとりつけ、目隠しのカーテンも自分たちで。

 

ソファ後ろの室内窓の上に飾り棚をとりつけました。

古材風の味わいのある棚板は「マテリオドロッグリ」、棚受けは「ハンドル」で購入。

 

モザイクタイルのカウンターアンティーク風の飾り梁がカフェのよう。

ペンダントライトは「Midi」で購入したアンティーク。

 

キッチンのコンロ前に室内窓をあしらって、カフェのような雰囲気に。

室内窓はネットオークションで購入。

 

Kid’s room

「LDKと同じエリアにキッズスペースが欲しかったので」、アールの下がり壁でほどよく仕切り。

 

子ども部屋の壁にはピンクの珪藻土を塗りました。

「天井にも珪藻土を塗りたかったのですが、時間が足りず、ペイントで仕上げました」

 

子ども部屋は、小さいうちはのびのび遊べるよう、 2人共用の広々としたスペースに。

成長したら壁で仕切ることもできるようにドアを2つ設けたプラン。

 

Sanitary

ミラー、収納ボックス、棚、タオルハンガーをとりつけました。

 

壁に珪藻土を塗りました。

日ざしをやわらかに反射し、塗り壁ならではのやさしい雰囲気に。珪藻土の調湿・吸臭効果で心地よいトイレに。

 

Owner’s voice

 

DIYをやってよかったと思うことは?

 

全室を塗り壁(珪藻土)にしたいという希望がかなったこと。主人が施工したことで、いっそう愛着のわく家になりました。

 

予想よりもつらかったことや困ったことは?

 

経験のない主人が施工するには塗り壁の施工範囲が広すぎて、想像以上に作業も大変でした。

私も一緒にできればよかったのですが、子どもが小さく、必然的に主人ひとりですることに。

 

コストダウンになった?

はい。大幅にコストダウンでき、予算内でクローゼット内も塗り壁にできました。

 

何かアドバイスを

 

自分たちでどれくらいできるかを把握し、無理のないように計画することが大事です。特に工期は工務店との打ち合わせを綿密に。期間も材料も余裕をもって。珪藻土やしっくいは練り上げてある材料がおすすめ。

 

ぬくもりのあるパイン材の床にすっきりした白い壁。シンプルナチュラルという言葉がぴったりのYさんのお宅。

「壁も天井も全部、自分たちでペイントしたんです」と聞いて驚きました。素人とは思えないみごとな仕上がりです。

Yさんの家づくりは最初からこだわりがはっきりしていました。

無垢材の床とオーダーメイドのキッチンは、コストをかけても実現したい。

壁はビニールクロスはいやだけれど、残りの限られた予算の中でどうしよう……。

その答えが「家じゅうの壁と天井をDIYで塗装すること」だったのです。

作業性とコストを考え、水性ペイントを塗ることに。まず下地をパテで埋め、ペーパーをかけてから塗料を2度塗りします。

休日はもちろん、平日も仕事帰りに深夜まで。

最後のほうは朝方まで作業したこともあったそう。

「やっているときはほんとにしんどくて、今すぐにでも業者に頼みたい気持ちでしたが(笑)、仕上がってみると思った以上にきれいで、感激しました」。

さらに床の蜜ろうワックスがけも自分たちで行い、素材感を生かした空間が完成しました。ハードなDIYでコストを抑えたおかげで、こだわりのキッチンも実現。

デザインも使い勝手も大満足のキッチンが、シンプルな空間で存在感を放ちます。

「わが家にとって大切なもの」を見極めたYさんらしい住まいになりました。

 

壁のペイントや床のワックスがけ。徹夜もしたDIYでコストを抑え、オーダーキッチンの夢をかなえて。

 

天井も下地から施工し、水性ペイントをローラーで2度塗り。

脚立に乗って上を見上げ、手を上げたままの作業は特に大変で、腕も腰も痛んだそう。

 

ワークトップとシンクは白のステンレス、キャビネットはシオジ材でつくったオーダーキッチン。

パーツや設備もデザインと機能性にこだわって選びました。

 

「カントリー風でもなく、和風でもなく」と希望。

床はパイン材を張り、壁や天井は水性ペイントですっきり仕上げました。

天井の梁は見せてアクセントに。構造柱に並べて縦格子風に柱を立て、空間をゆるやかに分けています。

 

Entrance

靴箱はシオジ材で造作したもの。

「モノを持ちすぎない暮らし」がモットーのYさんらしく、コンパクトサイズでゆとりある空間に。

 

踏み板には強度のある集成材を使用。感触がソフトで、上り下りもラクにできます。階段ホールの壁や蹴込み部分もDIYでペイント仕上げに。

 

木製フェンスもDIYで製作。キシラデコールで塗装しました。

 

Exterior

お子さんたちの遊び場として 希望したウッドデッキ。

檜材に保護塗料のキシラデコールを塗って仕上げました。パーゴラもつけて活用度を高く。

 

Owner’s voice

 

DIYをやってよかったと思うことは?

 

夫婦で力を合わせてやったので、作業が大変だっただけに、いい思い出になりました。子どもが汚してもあまり気にならず、「また塗ればいい」と思えるのもいいですね。

 

予想よりもつらかったことや困ったことは?

 

下地のパテ埋めやサンドペーパ一がけが大変だったので、終わったときはうれしかったのですが、ペイントはまた力が必要で……。2人とも全身筋肉痛になり、湿布のお世話になりました。

 

コストダウンになった?

 

はい。80万円くらい削減できました。おかげさまでオーダーキッチンの夢がかない、床も無垢材にできて喜んでいます。

 

何かアドバイスを

 

設計者の森井さんに最初に言われたのが「下地が命」。本当にそうでした。きっちりしないと、きれいに仕上がりません。

 

甘さを抑えたナチュラル感が魅力のOさん宅。

家具や雑貨が好きでインテリアショップとして利用していた「コムハウス」を、家づくりのパートナーに選びました。

5年ほど前からご主人が日曜大工に目覚めたこともあって、自分たちでできるDIYは、家を建てる当初から計画していたそうです。

いちばんの大作は、ダイニングから続く広いウッドデッキ。

ネットで注文した木材を使い、ご主人が自作しました。

「材料が重くて、必要な大きさに切り出すのに苦労しましたが、完成したときの達成感は今までと段違い!」とご主人。

家族でひなたぼっこしたり、窓をあけ放して食事をしたり、ダイニングの延長線上に広がる空間を満喫しています。

家の中にもアイディアが満載。キッチンの収納棚の扉部分は、左側には黒板塗料を、右側にはマグネット塗料を塗って、おしゃれな連絡ボードとして活用。2階の子ども部屋と洗面室の扉にはカラー塗料を塗り、空間にアクセントを加えました。

そのほか扉や床などに天然オイルを塗って風合いを出すなど、デッキのDIYやペイントなど得意のものづくりをいかして広がりとユーズド感をプラス。

好きな家に好きなテイストをプラスしていったご夫妻。

「子どもたちも進んでお手伝いしてくれたし、つくる楽しみややりがいが家族の思い出になりました」。

モノづくりが得意な両親のDNAは、お嬢さんたちへとしっかり受け継がれていきそうです。

 

Living & dining

ダイニングテーブルを置いてリビングとの境を明確にしました。

床はレッドパイン材に天然オイルを塗って、落ち着いた雰囲気に。

 

アトリエは、お子さんの勉強スペースとしても活用。たっぷり収納できる造作棚を設け、棚の奥のクロスはほかとかえるなど遊び心もプラス。マスキングテープカッターも自作。

 

Kitchen

食器類などを収納する収納扉は、無塗料のシナ合板に黒板塗料とマグネット塗料を塗りました。

見た目もかわいい連絡ボードに変身。

 

Bed room

子ども部屋はドット柄のクロスに合わせて、引き戸を水色にペイント。

床板もコスト削減のため、自分たちで天然オイルを 塗っています。

 

ピアノルームの扉と同様、寝室の扉も天然オイル仕上げ。

グレーの天然オイルを使うことでユーズド感のある味わいに。床のオイルもDIYで。

 

Entrance

洗面室を2階に置いたため、玄関に洗面コーナーを設けました。

小さな飾り棚もご主人作。

好きな雑貨を置いて、奥さまもお気に入り。

 

Sanitary

小さめのタイル使いがかわいい洗面室。壁一面に設けた収納スペースは、ご夫妻が好きな「イケア」の収納ラックが入るように設計してもらったそう。

 

Deck

ネットで図面を探し、ご主人がつくったデッキ。床面には耐久性にすぐれたイタウバ材、土台にはサイプレスを使用。 製作期間は1週間!

 

Owner’ voice

 

DIYをやってよかったと思うことは?

 

予算を抑えることも大事でしたが、何もないところから自分たちでモノをつくるということが好きだったので、よりオリジナリティあふれるわが家になりました。大満足です。

 

予想よりもつらかったことや困ったことは?

 

デッキ用木材の搬入日に主人が休日出勤で困っていたところを、近くの家の上棟だったコムハウスの大工さんが庭まで運んでくれて助かりました。

 

コストダウンになった?

 

コストを抑えた分、材料費や工具購入等の費用がかかり、結果、20万円くらいがプラスマイナスゼロ。トントンという感じです。

 

何かアドバイスを

 

DIYはコストダウンの目的もありますが、自分たちの手でつくった世界にひとつだけのものが家に加わることで、幸せ度がぐんとアップします!

 

DIYのコツQ&A

 

DIYをするメリットは?

A いちばんのメリットは、やはりコス卜面。単純にコストカットになるというだけでなく、予算の範囲内で普通に進めるとビニールクロスや合板になってしまうところをDIYにすることで、工賃を抑えた分、自然素材を使えるようになるなどのコストコントロールも。また、メンテナンスが自分でできるようになるので、その分のコストも抑えることができます。

 

どんなことができるの?

A DIYでできるのは、仕上げの部分。珪藻土やペイント、フローリングのワックスなど内装の塗装、床やキッチン、洗面台などのタイル張り、造りつけや置き型家具の製作、棚板の設置などです。子どもも一緒に参加できるものから、ある程度の技術が必要な作業、ひたすら根気勝負の作業、大勢でワイワイできる作業などまで、参加の仕方もさまざま。

 

どんな風に進めるの?

A 契約を組む前にDIYをする内容を決め、工期が組まれる前に作業スケジュールを相談しておきます。いちばんスムーズなのが、DIY分を残して引き渡しをすませてから作業をする方法。工事途中で作業をする場合は、職人さんが入らない日曜や平日の夜間を利用して作業を行います。その場合、くれぐれもDIY作業待ちで工期を遅らせるようなことがないように。

 

材料はどうするの?

A 新築の家づくりにDIYで参加する場合は、使いたい素材のメーカーと品番を現場監督に伝え、調達してもらうのがベストな方法です。タイルや石材、レンガなど、素材感がキモになるものは、ウェブサイトやカタログだけでなく、サンプルを請求したり、実際にショールームに足を運んで、現物の質感や色みを確認しておきましょう。

 

スムーズに進めるコツは?

A すべてDIYにせず、職人さんや専門業者にお願いする部分をつくっておくと、コツを教えてもらえることも。たとえばDIYで珪藻土を塗る場合、家じゅうをDIYで仕上げようとせず、一部をプロに依頼して、作業を見学させてもらいながらコツを聞く作戦。珪藻土塗りなどはメーカーの体験教室に参加しておくと、効率よく作業を進めることができます。

 

DIYでできること

 

大きく分けると「塗る」「張る」「木工」に分けられるDIY。

それぞれのDIYの難易度も参考にしてみて

 

塗るDIY

「壁や天井に珪藻土を塗る」「壁や天井のペイント」「フローリングにワックスをかける」といった塗る作業は、最初は不慣れで仕上がりがいまひとつでも、それが味わいになったり、重ねてリカバリーできるので、DIY初心者にも向いている作業です。

珪藻土についてはメーカーで体験教室を開催している場合が多いので、本番前に参加して練習しておくと、失敗や無駄がなく作業が進められます。

塗るDIYはみんなで作業できるので、家族や友人にも声をかけ、イベントとして盛り上げても楽しい思い出になります。

フローリングのワックスがけは、DIYの入門編にぴったり。お子さんも一緒に家族揃って作業できます。

 

壁に珪藻土を塗る…★★★

天井に珪藻土を塗る…★★★★★

壁のペンキを塗る…★★

天井のペンキを塗る…★★★

梁や柱を塗装する…★★

床のフローリングにワックスを塗る…★★★

 

張るDIY

「床にタイルや石を張る」「キッチンカウンターや洗面台にタイルを張る」「壁にブリックタイルを張る」などの張る作業は、仕上がりの状態をイメージすると難しそうですが、コツさえつかめば意外ととり組みやすいDIYです。

床でもキッチンカウンターや洗面台でも、①接着剤を塗り、②タイルや石を並べ、③目地剤を入れ、④余分な目地剤を拭き上げる、というプロセスは同じ。ポイントは、割りつけた場所に、曲がらずきっちり並べること。整然と並んでいるほどきれいに仕上がります。数人での作業には向かず、一人でコッコッと根気よく作業できる人に向いています。

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